2015年9月11日金曜日

【UFC Japan 2015】ゲガール・ムサシ vs. ユライア・ホール


第10試合は、ゲガール・ムサシ vs. ユライア・ホールのミドル級対決。

メインイベント前最後の試合となります。

ゲガール・ムサシは、37勝のうち19のKO勝ち、13のサブミッション勝ちと、ボクシングベースのストライカーであり、寝技もできるトータルファイター。DREAMミドル級王者、Strikeforceライトヘビー級王者となった後、StrikeforceがUFCへ統合されたことでUFCと契約。2回の膝前十時靱帯手術を乗り越え、ビッグネームたちと戦い、現在UFCミドル級6位。日本大会の対戦相手は、ミドル級14位のホアン・カルネイロからランク外のユライア・ホールに変更となったが、この試合で勝利し、タイトル挑戦権を争いたい。

ユライア・ホールは、11勝のうち7のKO勝ちというストライカー。2013年、ROCミドル級王者として、TUF17ミドル級トーナメントに出場し、豪快なスピニングバックキックでKO勝ちするなど優勝候補として注目を集める。しかし、決勝まで勝ち進むも、ケルヴィン・ガステラムのレスリングに苦戦し、判定負け。次の試合でも消極的な試合でブーイングを浴び、判定負け。デイナ・ホワイト社長が、次の試合を負けたらリリースと言ったクリス・リーベン戦で、1RTKO勝ちを収めると、その後は勝利を重ね、現在UFC4勝3負。


【第10試合】ゲガール・ムサシ


出身:オランダ(イラン生まれ)
年齢:30
身長:185cm
体重:84kg
リーチ:193cm
戦績:37勝5敗2分(UFC 6勝2敗1分)

【UFC戦績】
2015/05/16 〇 コスタ・フィリッポウ(判定3-0)
2015/01/24 〇 ダン・ヘンダーソン(1R TKO 右フック→パウンド)
2014/09/05 × ホナウド・ジャカレイ(3R ギロチンチョーク)
2014/05/31 〇 マーク・ムニョス(1R リアネイキッドチョーク)
2014/02/15 × リョート・マチダ(判定0-3)*ミドル級変更
2013/04/06 〇 イリル・ラティフィ(判定3-0)
2013/01/12 〇 マイク・カイル(1R リアネイキッドチョーク)
2011/12/17 〇 オヴィンス・サンプルー(判定3-0)
2011/04/09 △ キース・ジャーディン(判定1-0)

イランから亡命、20歳でPRIDE参戦


アルメニア人の両親のもと、亡命先のイランで生まれたゲガール・ムサシは、イラン・イラク戦争により4歳でオランダに移住する。8歳のときに父親により柔道を習い始める。現在では黒帯という。15歳でボクシングを始めると、アマチュアボクシングで国内王者となる。その後、キックボクシングに転向し、次第にMMAに移行していく。

2003年にプロ転向すると、ヨーロッパの様々な団体で11勝1負1分の成績を残す。2006年、20歳のときにPRIDE参戦。ウェルター級グランプリで1回戦TKO勝ちするも、2回戦で郷野聡寛にまさかの2Rアームバーで敗れてしまう。

次のPRIDEでは、後にBellatorミドル級王者となりUFCと契約するヘクター・ロンバートに2-0判定勝ちを収める。同年、12月にはヨーロッパ最大級の団体CWFCでミドル級王者となっている。

DREAMミドル級、Strikeforceライトヘビー級王者に


2008年、DREAMミドル級グランプリに参戦。1回戦、2回戦を危なげなく勝ち上がり、準決勝でメルヴィン・マヌーフに1R三角絞めで勝つと、決勝ではホナウド"ジャカレイ"ソウザに1R下からの蹴り上げでTKO勝ち。初代DREAMミドル級王者となった。

DREAMミドル級王者となった2009年、当時2番目に大きかった団体、Strikeforceに参戦。ライトヘビー級タイトル戦で、王者レナート・ババルに1R秒殺KO勝ちで新王者となる。

Strikeforce王座陥落、膝前十時靱帯手術も、5連勝でUFCに


Strikeforceライトヘビー級王者となったゲガール・ムサシだが、初防衛戦でキング・モーにまさかの0-3判定負け。王座陥落となるが、その後は、オヴァンス・サンプレー(OSP)に勝利するなど4連勝とするが、2012年、膝前十時靱帯を手術。復帰戦となったマイク・カイル戦では1Rリアネイキッドチョークで勝利。連勝を5とする。

2013年、StrikeforceがUFCに統合されたことにより、UFCと契約。UFC初戦は、アレクサンダー・グスタフソンと対戦予定だったが、相手の負傷欠場により、イリル・ラティフィに。危なげなく判定勝ちするが、この試合で再び膝を痛めてしまう。デイナ・ホワイト社長は、膝を痛めたままこの大会に挑み、敵地で対戦相手の急な変更を受け入れたゲガール・ムサシを賞賛した。

2度目の膝前十時靱帯手術、ビッグネームと戦い、現在UFCミドル級6位


2度目の膝前十時靱帯手術から10ヶ月後、2014年2月、元UFCライトヘビー級王者リョート・マチダとミドル級で対戦。5R判定負けを喫するが、この大会のファイト・オブ・ザ・ナイトに選出される。

その後は、マーク・ムニョスに勝利した後、ホナウド"ジャカレイ"ソウザとの再戦で敗れるも、今年1月、MMAのレジェンド、ダン・ヘンダーソンに1RTKO勝ち。ダンヘンはキャリア43戦で2度目のKO負けだった。

コスタ・フィリッポウに完勝してから、4ヶ月後。日本大会の対戦相手は、ミドル級14位のホアン・カルネイロからランク外のユライア・ホールに変更となったが、この試合で勝利し、ミドル級タイトル挑戦権を争いたい。


【第10試合】ユライア・ホール


出身:ジャマイカ
年齢:31
身長:183cm
体重:84kg
リーチ:201cm
戦績:11勝5敗(UFC 4勝3敗)


【UFC戦績】
2015/08/08 〇 オルワレ・バンボゼ(1R TKO パウンド)
2015/05/23 × ハファエル・ナタル(判定1-2)
2015/01/18 〇 ロン・スターリングズ(1R終了時 TKO ドクターストップ)
2014/07/05 〇 チアゴ・サントス(判定3-0)
2013/12/28 〇 クリス・リーベン(1R終了時 TKO 試合放棄)
2013/08/17 × ジョン・ハワード(判定1-2)
2013/04/13 × ケルヴィン・ガステラム(判定0-3)*TUF17決勝

【TUF17戦績】
2013/04/13 × ケルヴィン・ガステラム(判定0-3)*TUF17決勝
2013/04/09 ○ ディラン・アンドリュース(2R TKO パンチ連打)
2013/04/02 ○ ババ・マクダニエル(1R KO 右ストレート)
2013/02/05 ○ アダム・セラ(1R KO スピニングバックキック)
2013/01/22 ○ アンディ・エンツ(判定3-0)*予選

プロ4戦目でROCミドル級王者に


ジャマイカで生まれたユライア・ホールは、13歳のときにアメリカに移住。ジャマイカ人ということもあり学校でいじめられたことがきっかけで、格闘技を始める。プロ転向後、米中堅団体Ring of Combatを中心に活動し、3連勝すると、2010年にROCミドル級王座決定戦で1Rパンチによるサブミッション勝ちを収め、王者となる。

ROC初防衛戦は、クリス・ワイドマンに完敗


初の防衛戦は、後にUFCミドル級王者となるクリス・ワイドマン。1RTKO負けを喫し、王座陥落。プロ初黒星となってしまう。次の試合も、後にUFCと契約するコスタ・フィリッポウに0-2判定負け。2連敗となる。

再びROCミドル級王者となり、TUF17ミドル級トーナメント決勝へ


後のUFCファイター相手に連敗を喫したが、その後は3連勝し、2012年、2年ぶりにROCミドル級王座に返り咲く。

そして2013年、TUF17(チーム・ジョーンズ vs. チーム・ソネン)ミドル級トーナメントに出場。初戦のアダム・セラ戦で、豪快なスピニングバックキックでKO勝ちをすると、デイナ・ホワイト社長が絶賛。優勝候補とされ、準々決勝でも試合開始7秒、右ストレートで秒殺KO勝ち。準決勝はインサイドガード下からのパンチでTKO勝ちを収め、危なげなく決勝進出を決めた。

TUF決勝で敗れ、一時はリリースの危機も


しかし、決勝では、最下位指名で勝ち上がってきたケルヴィン・ガステラムのレスリングに苦戦し、まさかの判定負け。次の試合でも消極的な試合でブーイングを浴び、判定負け。かつて絶賛していたデイナ・ホワイト社長が、次の試合を負けたらリリースと発言。

進退をかけたクリス・リーベン戦で、1RTKO勝ちを収めると、その後は勝利を重ね、現在UFC4勝3負。今回の日本大会は、ホアン・カルネイロの負傷欠場による代役出場。初のランカー相手の試合となるが、トップ戦線に入るためにも勝ちたい。


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