2015年9月8日火曜日

【UFC Japan 2015】堀口恭司 vs. チコ・カムス


第9試合は、堀口恭司 vs. チコ・カムスのフライ級対決。

この大会の日本人出場カードは、この試合が最後となります。

堀口恭司は、15勝のうち9つがKO勝ちという空手ベースのストライカー。空手ならではの、遠距離からノーモーションで素早く相手にパンチを当てる突きを得意とし、スタンドの攻防を支配する。UFCデビュー後、4連勝でフライ級8位となり、今年4月には、24歳にしてUFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソンに挑戦。アメリカの名門ジムAKAで苦手としていたレスリングを鍛え、王者相手に5Rまで持ち込むも、残り1秒アームバーで敗れる。今回の日本大会は、タイトルマッチ敗戦からの再起戦となる。再びタイトルに挑戦するためにも負けられない。

チコ・カムスは、14勝のうち4つがKO勝ちというボクサータイプのファイター。1試合(15分)あたりのテイクダウン数が0.88回と、かなり少なく、スタンドでの勝負を得意とする。UFC契約後は勝ち負けを繰り返しており、前回の試合では、北京五輪レスリング金メダリストのヘンリー・セフードにレスリングで圧倒され判定負け。フライ級のトップ戦線に入るためにも重要な一戦となる。現在UFCフライ級14位。


【第9試合】堀口恭司


出身:日本(群馬)
年齢:24
身長:165cm
体重:57kg
リーチ:168cm
戦績:15勝2敗(UFC 4勝1敗)


【UFC戦績】
2015/04/25 × デメトリアス・ジョンソン(5R アームバー)*フライ級タイトルマッチ
2015/01/03 〇 ルイス・ゴーディノ(判定3-0)
2014/09/20 〇 ジョン・デロス・レイエス(1R TKO パウンド)*日本大会
2014/05/10 〇 ダレル・モンタギュー(判定3-0)*フライ級級変更
2013/10/01 〇 ダスティン・ペイグ(2R TKO パウンド)

空手から修斗フェザー級新人王に


5歳のとき、父親によって強制的に伝統派空手を始めさせられる。空手の名門、作新学院に進学し、インターハイに出場するなど活躍する。高校卒業後は、大学からのオファーを断り、憧れのファイター、山本"KID"徳郁のジム「クレイジー・ビー」に入門。2010年に修斗フェザー級新人王トーナメントで優勝する。

プロ7戦目で初黒星も、元UFCファイターに勝利し、UFC契約へ


デビュー後、6連勝、5戦連続KO勝ちと修斗フェザー級で徐々に実力を磨くと、2012年、元修斗フェザー級王者(2008~2010年)上田将勝に挑戦。ベテラン相手にレスリングで苦戦すると、判定0-2でキャリア初黒星を喫してしまう。

上田将勝に敗れた堀口だが、その後2連勝し、元UFCファイターのイアン・ラヴランドに3-0判定勝ち。翌年の2013年には、当時10勝2敗で修斗フェザー級王者だった扇久保博正相手に、2Rリアネイキッドチョークで勝利し、王座を獲得する。次の試合では、パンクラスバンタム級王者石渡伸太郎に5RKO勝ちを収め、国内バンタム級で頂点に立つと、UFCと契約。

UFCフライ級で勝ち続け、24歳でタイトルマッチ挑戦


2013年10月、UFCデビュー戦となったダスティン・ペイグ戦では、スタンドで圧倒的な強さを見せ、2RTKO勝ち。次の試合からフライ級に階級を下げ、階級変更後の初戦も危なげなく勝利。2014年の日本大会では、1RTKO勝ちを収め会場を盛り上げた。

2015年は、初のフライ級ランカー(対戦カード発表時15位)とルイス・ゴーディノと対戦。ここでもまたスタンドで相手を寄せ付けず、3-0判定でUFC4連勝とした。ランキングを8位に上げると、同年4月には、とうとうUFCフライ級タイトル挑戦者に選ばれる。フライ級上位ランカーたちに完勝し続ける絶対王者デメトリアス・ジョンソン相手に、5Rまで持ち込むも、残り1秒でアームバーで初のサブミッション負け。今回の日本大会は、タイトルマッチ敗戦からの再起戦となる。


【第9試合】チコ・カムス


出身:アメリカ(ミルウォーキー)
年齢:30
身長:168cm
体重:57kg
リーチ:168cm
戦績:14勝6敗1NC(UFC 3勝3敗1NC)


【UFC戦績】
2015/06/13 × ヘンリー・セフード(判定0-3)
2014/11/22 〇 ブラッド・ピケット(判定2-1)*フライ級変更
2014/05/24 × クリス・ホールズワース(判定0-3)
2014/01/25 △ ヤオツィン・メザ(判定3-0, カムスのマリファナ検出によりNCに変更)
2013/08/31 〇 カン・ギョンホ(判定3-0)
2013/02/02 × ダスティン・キムラ(3R リアネイキッドチョーク)*キムラ軽量ミス
2012/08/11 〇 ダスティン・ペイグ(判定3-0)

フライ級のトップ戦線入りをかけた重要な一戦


2009年にプロデビュー後、米ローカル団体で活動し、2012年の中堅団体のTPF(タチ・パレス・ファイツ)バンタム級トーナメント準決勝で後にUFCファイターとなるアルプトキン・オズキリッチに勝利。11勝3負の成績を残し、同年、UFCと契約する。

UFC契約後は、勝ち負けを繰り返し、2014年、TUF18バンタム級トーナメント優勝者のクリス・ホールズワースに判定負けを喫したことで、フライ級へ階級を下げることを決断する。フライ級転向後は、ベテランのブラッド・ピケットに2-1判定勝ちするも、北京五輪レスリング金メダリストのヘンリー・セフードにレスリングで圧倒され0-3判定負け。フライ級のトップ戦線に入るためにも重要な一戦となる。

練習パートナーは、前UFCライト級王者のアンソニー・ペティス


所属する「ルーファスポーツ」には、UFCライト級王者アンソニー・ペティスや、元ベラトールのウェルター級王者ベン・アスクレンなどが所属しています。


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