2016年6月25日土曜日

【趣味の園芸】エダマメの収穫量が2倍に増える「根切り」とは?


エダマメの栽培
今回育てる野菜はエダマメ。
今回は狭いスペースのプランターでもどっさり収穫できる方法をご紹介します。
今回はいつもの2倍とれる方法をご紹介します。


今回育てるのは、マメ科の人気野菜エダマメ。
エダマメはまだ熟していない青い状態の大豆を早どりしたもの。
そんなエダマメにはメチオニンと呼ばれる成分が含まれています。
メチオニンはアルコールの分解を促進し、肝機能の働きを助けます。
そう、おつまみの定番エダマメは、とても理にかなっているんです。
今年の夏は是非とれたてで一杯味わってみて下さい。


まずはタネまきです。
必要なものは、
野菜用培養土
ポリポット
鉢底ネット
エダマメのタネ


今回はこちらのポリポットに苗を作って、その苗をプランターに移植して育てていきます。
プランターに直接タネをまいてもできるんですが、全部が全部芽が出るわけではないんです。
ですので、芽が出たものの中から最も状態のよい苗を選んで植えます。

では作業開始。
まずはポリポットの底に鉢底ネットを敷き野菜用培養土を入れます。
縁から1cmほど下まで入れるのが目安。

続いてタネまき。
タネは4粒。
等間隔に置き2cmほど指で押し込みます。
土をつまみ、タネの表面にかぶせたら最後にたっぷりと水やり!


実はここで一つ気をつける事が!
タネをまいた直後はともかくしっかりと、たっぷりとお水をやります。
そしてそのあと、芽が出るまでは水をやらない。
水をやり過ぎると、マメは呼吸をしていますので、土の中が酸素不足になり、マメが腐ってしまうんです。
ですから、しっかりと空気が入る事が大切ですね。

これでOK?
このままだと、ちょっと大変な事が起こるかもしれません。
そうです。鳥です!
エダマメは大豆ですので、マメですよね。
鳩ですとかカラスが大好物なので、すぐにタネを食べにやって来てしまいます。

そこでこちら。
水切りネットを使います。
身近にあるものを利用して、ポリポットにかぶせてしまえばいいんです。
下にゴムがあるんで風でも飛びにくいんですよね。
こうすれば食べられない。
これならおうちにあるし簡単ですよね。

この状態で日当たりのよい屋外に置き育てましょう。
発芽したらネットを外して下さい。

タネまきから10日後、双葉が開き、その上に初生葉(しょせいよう)と呼ばれる最初の本葉が出てきたら、プランターに植え替えるタイミングです。
ここで注目してほしいのが双葉。
傷がなく最も状態のよいものを選び植え替えます。

苗の他に用意するものはこちら
野菜用培養土
プランター
鉢底石(ネットに入っているもの)

今回は全部で6株育てるので、プランターは大型の長方形タイプを使います。
深さ 26cm
幅 32cm
長さ 48cm
容量 22L

それでは作業をしていきましょう。
まずやる事は、プランターの底に鉢底石を敷きます。
鉢底石はそこが隠れる程度。
これで水はけがよくなります。

続いて野菜用培養土。
栽培に必要な肥料があらかじめバランスよく入っている土です。
表面を平らにならしながら、土が水やりなどで流れ出ないよう、縁から3~4cm下まで入れます。

では続いて、ここに苗を植えつけるわけなんですが、その前に!
なんと、根と葉を切って植えます!


ポリポットから苗をまずは取り出します。
そしてここの部分を切ってしまいます。


更にまだあります。
ここを切ります。
切ってしまいますので上がなくなってしまいました。


ちょっと考えられないサイズになりました。これで育つんですか?
はい、そう思いますようね。
大丈夫なんです。
根を切ってしまっても、もちろん植物というのは自己防衛本能が働きます。
ですので、自分が倒れないように慌てて根が出てくる。
しかも、とても太い根です。
更に、いっぺんにたくさんの根が出てきますので、水も肥料もグッと吸水する力がとても強いんです。

その上に初生葉も切ってしまうんですよね。
でも大丈夫です。
どうなるかというと実は、この双葉のすぐ近く、付け根のところにもう既にわき芽があります。
このわき芽が左右から2本伸びてきます。
そしてダブルで太い茎が伸びます。
そこに葉がつき、花が咲き、さやがつきます。


普通は1株に1本ですもんね?
それを切ることによって2本になるんです。
だから2倍ということです。

これはエダマメだからできることなんです。
エダマメの一番最初の双葉は、とても栄養があるんです。
この双葉の養分を使って、新しい根や茎を伸ばすんです。
ですので、エダマメならではの方法と言えます。

苗の植え付け


たくさん収穫するために根と初生葉を切った苗ですが、実は植えつけ方にもある大事なポイントが!
今回は1本の苗から2本のわき芽を伸ばす栽培方法。
という事で、成長するとこのように茎が横に広がります。

そこで一列に整然と植えるのではなく、ジグザグに植えるのがポイント!
株の間隔は15cm程度。
これで成長しても株が混み合わず、風通しや日当たりもよくなるため、育ちやすくなります。


では植え付け。
まずは水をやり土を湿らせます。

そして竹串を使って、およそ2cmぐらい穴をあけます。
ここの穴に向かって、まっすぐ苗をさす。
そして周りから土を寄せる。
そうすると傷つけないで簡単にさせますよね。

そして葉のむきは同じ並びの向きに。
成長したときぶつからないように。

これで全て植え終わりましたね。
今後の手入れは、このあと当然水やりなんですが、ポイントが一つあります。
花芽がつくまでなるべく水を控えめにしてください。
水をやり過ぎると根がうまく伸びなかったり、酸素不足になって腐ってしまうんです。
ですので、葉がちょっとしおれかけてから水をあげるので十分間に合います。

そして肥料は花芽がついたら液体肥料を規定量1回追肥してください。

そして楽しみな収穫は、このようにさしてから大体50日から60日後。
8月になったら、ちょうどたくさんさやができてると思います。


詳しくは「趣味の園芸 野菜の時間(2016年6月号)」を購読してください。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000016501062016.html

1 件のコメント:

  1. 双葉を残し 芽も根も切ってしまって大丈夫かと心配ですが、早速試してみます。楽しみです。

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